リニューアル - 2023.06.01
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松平の家
梁に地マツをつかった昔ながらの田の字型の間取りの民家を購入し、内外装全面改装した「きとか」の自宅兼事務所。
せっかくなので出来ることは何でも自分たちでやってみたいなと思い、壁を塗るのに使う土づくりから計画は始まりました。三河の土に稲藁を混ぜて何度もかき混ぜ半年ほど寝かせたり、裏山から竹を分けてもらい、割って竹子舞を編んで土壁をつけたり、日干しレンガをつくったり、床に漆を塗ったり、時間はかかりましたが普段できないワクワクするような経験ができました。
ノミやカンナなどの道具をまともに使うのも、真壁造や土間を採用したのも初めて。窓をすべて木サッシにしたのも薪ストーブを設置したのも。。。
石膏ボードや合板などを使うことが多かった僕らは、この家を通じてそうじゃない方法を学びました。天然素材を使うことは、ただ心地いい、風合いがいいだけではなく、無理無駄がなくずっと循環していけるということ。そんな「当たり前」に気づくことができました。
解体時に出た土壁は、水をかけて土に戻せばもう一度使えます。竹や木材も丁寧に解体すれば再利用できます。有害物質が出ない木材などは庭で燃やし、灰をそこらに蒔いておけば土に還ります。ただ、少量ですが部分的に使われていた石膏ボードや合板、システムキッチン、ユニットバスなどはどうする事もできず、しかたなく産廃として処分しました。このことに直面して、現代の建物がいかに大量のゴミを生み出すものなのか、、、という事を考えるきっかけにもなりました。
他にも色んな事を経験できました。ここでは書ききれないので、ぜひ下記の「雑記からのピックアップ」をご覧下さい。僕らが体験したことを、より多く感じとってもらえると思います。
なお、庭や外構工事など未完の部分を含め、家づくりはまだまだ継続中なので、随時更新していきます。


木サッシ:木工ふくなり
建具や家具の一部:木工ふくなり
石工事:mos green

天井:板貼り (一部, 柿渋仕上)
壁:土壁中塗り仕上 / タイル仕上
床:無垢フローリング 天然オイル仕上 / 石, タイル仕上
建具:無垢の框戸 / 中古建具




改装前 改装後




場所:愛知県豊田市
工事:改装 (リノベーション)
建物:木造平屋建て
面積:87.94平米 (26.6坪)
期間:引越までに1年以上 (設計+工事)
引越:2015年12月 (住みながら工事は継続中)








工事前に描いたスケッチ












同じアングルからの改装前, 工事中, 改装後の写真














雑記からのピックアップ

菓子まき - 2022.01.04




駐車場横に物置小屋を作ってます。施主が自分達なので普段はやれない事を!と金物を使わない伝統構法の木組みで、建物は石の上に置くだけ、そして板倉づくりに挑戦しています。建前を見学したい方がおり、こどもが沢山集まったので人生初の菓子まきを開催!菓子にむらがるみんなの様子を、上から眺めて投げまくる面白さは施主の特権。菓子まき楽しぎなのでオススメです。

サーキュレーター - 2019.01.24


3年前は回しても扇風機のような涼しい風しかこず、寒いので使うことのなかったサーキュレーター。断熱材を天井全部に詰めこんで回してみると、、、なんと温風を感じる程の変化。室温も20度を上回る程の快適さをキープできるようになり、身を持って屋根断熱の効果を知った2019年冬。早く断熱材の上に板を貼って隠したい。。。

LiVES - 2017.03.14
取材の依頼があり、今月号のLiVESに我が家 (松平の家) が掲載されました。<計6ページ>
豊田の田舎にある家をどうやって探し出してくれたのか、、、家族全員ビックリな展開です。

けやきの家具 - 2016.09.02
松平の家(きとかの自宅兼事務所)に引越して1年半以上が経ち、ようやくお鍋やカトラリーを収納する為の家具が完成した。なかなか重い腰が上がらず伸ばし伸ばしになっていたけど、つくってみると2週間弱での完成。3次元にひん曲がった古い材木たちと格闘しながら少しずつ家具を作り続けた結果、限られた道具でも大分それなりのものがつくれるようになってきた。

巨石 - 2016.07.06
朝顔のつるの誘引が日課な最近。松平の家(きとかの自宅兼事務所)の玄関ポーチの石工事などをしてくれた「mos green」さんが、駐車場の乗入れ工事をしにやってきてくれました。おっきな石持って来て、、、とお願いしたら、持ってきたのが長さ2mほどの巨石とその仲間たち。ゴンゴンの乗入れが出来そうで楽しみ。
※素材の持つ力強さに対しての表現。

掻き叩く - 2015.09.06
外壁を左官屋さんが掻く、掻く、掻く。(モルタル掻き落し仕上)
犬走りを庭師さんが叩く、叩く、叩く。(三和土<たたき>仕上)
今週の「松平の家(kitoka事務所兼自宅)」の様子。



土間 - 2015.08.28
計画中の「松平の家(kitoka事務所兼自宅)」のほぼ完成した土間の様子。(キッチン内の家具とテーブルができたら完成) 下の段は似たアングルの改装前の写真。玄関の位置は以前と同じです。



アプローチ階段 - 2015.08.24
計画中の「松平の家(kitoka事務所兼自宅)」のアプローチの一部である階段が完成しました。掘り返した土に草が生え、輪郭がぼけてくるのが楽しみです。

ピラミッドパワー - 2015.08.16
石にピラミッドパワーを注入しているところ、、、ではなく、庭師さんが滑車を使って石を持ち上げているところ。
計画中の「松平の家(kitoka事務所兼自宅)」での玄関周りの工事の様子。工事はmosgreenの渡辺さんに一任し、こちらから出した主な要望は「神社のような石を方乱形(ほーらんけー)で」とだけ。
※方乱形:方形(四角形)の石を乱張りにして。という意味で勝手に使っていた造語。
外壁はまだまだ途中やりで、庭には物置代わりのタープテントやブルーシートが並んでます。

ミズヤノカミ  - 2015.08.03
計画年の「松平の家 (kitoka事務所兼自宅)」では家具もできるだけ自分達で作っていますが、要になる食器棚(水屋箪笥)はデザインからすべてをふくなりさんにお願いする事に。先日、途中経過を見に行くと神殿のような構造物がそびえたっておりました。今週、松平の家へとやってきます。銘は「水屋の守 (ミズヤノカミ)」。


人造石洗出し仕上 - 2015.07.12
梅雨が明け、ようやく「松平の家 (kitoka事務所兼自宅)」では外壁の仕上工事が始まりました。腰壁は昔よく見かけた「おこし」のような仕上げです。

階段  - 2015.03.24
空いた時間は来年の薪集め、薪割りに時間を取られ、今年に入ってからは工事休止中だった「松平の家 (kitoka事務所兼自宅)」に久しぶりに大工さんがやってきました。屋根裏部屋への階段を製作してくれています。外ではつくしが満開状態。我が家の貴重な食料源となっています。


途中やり  - 2015.01.18
計画中の「松平の家 (kitoka事務所兼自宅)」の外壁は途中やり(下塗りまで)で一旦終了。でもこの状態を見続けていると、なんだか愛着が沸いてきたりするので不思議。トイレは90%完成しており、お気に入りスポットです。


想定外  - 2015.01.11
まだ工事中にも関わらず、昨年末に引越してしまった計画中の「松平の家 (kitoka事務所兼自宅)」。
家の1/4くらいを占める広い土間や屋根の下地材がむき出しの高い天井、断熱材なしの土壁に木サッシ、外の光が見える程の無数の隙間などなど、、寒い条件がオンパレードな家なので、寒さの覚悟はしていました。。。が、想定外にめちゃくちゃ温かい!!前の家の時よりも1,2枚薄着で過ごせる快適さは、大歓迎の嬉しい誤算でした。薪ストーブ最高!!
3枚目の写真は、工事中に見えないようなアングルから撮った我が家の朝の食卓。


家内制天然乾燥  - 2014.12.27
計画中の「松平の家」のリビングのフローリングは、今年の5月に丸太から製材してもらった厚み3cmの杉を貼っています。ただ、、、天然乾燥にこだわった為、半年程度ではしっかり乾燥する訳もなく、途中乾燥の状態で仮敷きをして住みながら乾かす事になりました。どんな変化をしながら乾燥していくのか、、、じっくり見ていきたいと思います。


薪ストーブ  - 2014.12.18
計画中の「松平の家」に薪ストーブのアンコール君がやってきました。これで泊まり込みでの作業が可能となり、工事も仕事もはかどりそう。


玄関と炉壁  - 2014.12.10
計画中の「松平の家」についに玄関が付きました。栗の引き違い戸です。室中では自作の日干しレンガを使った、素敵すぎる炉壁が完成。来週薪ストーブが設置されます。


色々と  - 2014.11.27
計画中の「松平の家」は色々と進んでいます。庇が完成したり、外壁の下塗りが始まったり、ダイニング(土間)の石張りが始まったり、、、


銅板キラキラ  - 2014.11.14
計画中の「松平の家」では、庇や霧除けなどに銅板を使っています。取付けたばかりの銅板はキラキラで、反射した光が壁や天井に映し出されてきれい。


拭き漆  - 2014.11.03
計画中の「松平の家」のキッチン床の仕上は拭き漆。チューブに入った生漆は薄いベージュ色なのに、ヘラで擦って拭き取っていくうちに空気と反応してどんどん茶色くなっていきます。オイルなどでやる着色仕上とは全然違った味わいがあり、時間とともにドンドン濃くなっていくのが不思議。最後の写真は半日後の様子です。


1コマ  - 2014.10.30
庭の山椒、一輪車、愛車、田んぼ。。。計画中の「松平の家」からの1コマ。


タイルタイル  - 2014.10.25
計画中の「松平の家」の先週はタイル張りWEEK。トイレの腰壁のみは自分達で張りました。4枚目の写真は、現物を使って目地の色を検討する為に作ってもらったサンプル。


原寸模型  - 2014.10.21
計画中の「松平の家」に付ける窓の框の太さを検討する為、余った材木で原寸模型を作ってみました。
2,3枚目の写真は仲良くさせてもらっている近所の材木屋さん。この日はトイレやお風呂の建具に使う材料を見させてもらい、材木屋さんの素敵な住まいも撮影。


煙突  - 2014.10.10
計画中の「松平の家」に設置された薪ストーブ用の煙突。久しぶりにワクワク感UP。


受け継ぐ  - 2014.10.08
計画中の「松平の家」ではキッチンの床張り工事が進行中。大工だったお爺ちゃんが建て、父が育った家を取り壊す際に、またいつか使えるようにと丁寧に剥がして保管しておいてくれた「玄関の床板」を使わせてもらいました。厚くて巾広なゴンゴン板は見た目はかっこいいけど暴れ馬で、反りや不揃いな厚みを調整しながら張っていくのがまぁ大変。大工さんが悲鳴を上げながら仕事をしていました。
効率やコスト重視で簡単に壊して新しいものを買って済ませる「現代のものづくり」と比べ、手間や時間がかかる分、かえって高くついてしまったかもしれませんが、「大切に使ったものを次の世代へと受け継がせる」という、5,60年前までは当たり前だった流れを体験できていることに喜びを感じます。


見守り地蔵  - 2014.09.28
計画中の「松平の家」で、乾燥中の日干しレンガを見守るお地蔵さん。室内は仕事場だけがほぼ完成し、来週先走って事務所機能のみを引越します。

日干しレンガ  - 2014.09.12
計画中の「松平の家」では、土壁づくりで余った土を利用した日干しレンガづくりが開催中。グレーのレンガを作りたいので、松煙(しょうえん)という色粉を混ぜ、こねて型に詰めて外し、1ヶ月程乾かしたらできるようで、色々と実験をしながらやっています。最後の写真左が松煙ナシ(2日前の試作品)で右がアリ(できたて)。このレンガ達は薪ストーブの炉壁として使う予定です。



中塗り  - 2014.09.05
計画中の「松平の家」で始まった壁の中塗り作業の様子。写真1枚目の左から土(愛知県小牧市桃花台で採取)、スサ、砂を2枚目のように混ぜて中塗り土を作ります。素人が塗ったガタガタの荒壁(下塗り)のムラを直しながら、左官屋さんが手際よく何度も塗り重ねていきます。部分的に麻のネットを塗り込んでひび割れ対策も。隙をみて僕も塗らせてもらったのですが、半端ない難しさに即断念。。。中塗りはプロ任せに限ります。

進展状況  - 2014.08.24
8ヶ月近く休業して職人さんに混じって工事に参加中である、kitokaの自宅兼事務所「松平の家」。上の3枚が約1年前の様子で、下3枚が同じアングルから撮った現在の様子。ゆっくりではあるけど着実に進んでいます。来月からは序所に仕上工事がスタート予定。



土三昧  - 2014.08.04
計画中の「松平の家」の7月後半は、土塗り三昧の日々でした。毎日、毎日、土、土、土。
そんな中、、、塗った土壁から稲が発芽しているのを発見!土に練り込んだ稲藁にお米が混ざっていたからでしょう。生きている壁「土壁」。素晴らしい素材です。

荒壁塗りイベント  - 2014.07.21
週末「松平の家」で行われた荒壁塗りイベントの様子。先週の残りの竹小舞を仕上げた後、土壁塗りがスタートしました。やりなれない左官仕事と土の重量に腕力がみるみる吸い取られ、ヒーヒーフーフーの重労働。なんとか2日間で半分近くの壁 (表面のみ) を塗り終える事ができました。最後の写真は、集中して竹を切るちびっこ大工さん。



竹小舞掻きイベント  - 2014.07.17
計画中の「松平の家」で先週末に行われた竹小舞掻き(竹を編んで壁を作る作業)イベントの様子。各々のスタイルで黙々と編み続け、無事予定していた枚数の壁を仕上げることが出来ました。締めはみんなでスイカを食べて終了。。。今週末の土壁塗りイベントへと続きます。



小舞掻き&荒壁塗り伝授  - 2014.07.10
先日、計画中の「松平の家」で行った竹小舞掻き(竹を編んで壁を作る作業)と荒壁(土壁)塗り教室の様子。予め割っておいた竹を必要な長さに切って、国産の稲縄で編んでいきます。3枚目の写真のように、針金でつくったフックに竹をストックしておいたり、5枚目の写真のように腰に縄を括って作業をすると、効率がいい事も左官やさんから伝授して頂く。部分的に竹小舞ができあがると、見切り発射で土壁教室へ。半年前から寝かせておいた土に細かく切った稲藁を混ぜ、それを壁に塗っていきます。裏側のムニュっとしたはみ出し感がなんとも言えないかわいらしさ。最終的には裏側にも土を塗って仕上げていくのですが、それは表側の土が乾いてからのお楽しみ。。。週末からは本格的に竹小舞掻きがスタートします。




埋木週間  - 2014.07.06
計画中の「松平の家」では柱を丁寧に抜き取って移設して再利用しています。ただ、移設した柱には切り欠きが多く、みっともないので埋木をしないといけません。欠け部分をノミでキレイにさらえて埋木をし、カンナで削って表面を整えます。素人が使ったこともない道具を使ってやると写真くらいの精度が限界で、50個以上の埋木をするのに約1週間の時間がかかりました。最後の写真は埋木を作るときにできた端材たち。積み木みたいでかわいらしい。。。



土間  - 2014.06.29
計画中の「松平の家」の土間のコンクリート打ちの様子。断熱材、砂利、メッシュを敷いてコンクリートを流し込むと、、、一気に完成形が見えてきました。仕上げは石を貼る予定です。



天井板  - 2014.06.22
計画中の「松平の家」では丁寧に手で解体を行って木材などをできるだけ再利用しています。1枚目の写真は改装前に畳の下に貼られていた杉板。めくって、くぎを抜いて、洗って、柿渋を塗り、以前は合板だった天井板へと姿を変えてもらいました。5枚目が改装前の天井の様子(合板)で、6枚目が梁などと共に天井を一新した様子。剥がした合板は工事中の足場板として活躍してもらっています。



発芽  - 2014.06.17
計画中の「松平の家」で使う土壁用の土 (発酵中)。乾かないようにブルーシートをかけ、毎週開けて水を撒いて様子をみているのですが、土に混ぜた稲藁にくっついていたであろうお米から芽が出ているのを発見。おそるべき生命力。

解体ススム  - 2014.05.25
計画中の「松平の家」の1週間ほど前の様子をビフォーアフターで少しだけ紹介。友人達の力も借りながら、ここまではなんとか自力で施工。来月からは本格的に大工さんが入ります。

天竜杉  - 2014.05.15
計画中の「松平の家」で使う杉フローリングを丸太から製材するところを見る為、天竜へ行ってきました。3枚目の写真が「松平の家」で使う杉フローリングの原木で、4枚目のように巾広で厚みのある材料へと製材されます。この後、乾燥、加工などを行って、夏には現場へと納品予定。

着工  - 2014.04.29
計画中の「松平の家」。電気の通電と仮設便所の設置ができ、本格的に業者さんに入ってもらう準備ができたので、4/26(土)を勝手に「着工日」としました。これから一気に進んでいって夏には引越しができればと。。。写真は仮設便所と完成予想スケッチ。

目覚め  - 2014.04.13
大工だったお爺ちゃんが集めていた材木達が実家の倉庫に眠っているので、顔を洗って表面を削って目覚めてもらう事に。うまく利用して計画中の「松平の家」の一部になってもらえればと。。。整理の途中、時代を感じさせるものを発見!格好が斬新です。

土混ぜ  - 2014.03.20
先週紹介した「竹割り」と平行して行われた「土混ぜ」作業。1月に紹介した「土づくりイベント」の続きものです。約2ヶ月が経ち土がどうなったかというと、表面は同じでも中は黒く発酵しており、ぷ〜んとドブ臭い匂いが。。。(写真2枚目)今後の均等な発酵を期待し、みんなで土を混ぜまくってお昼は火を囲んでのお弁当タイム。


竹割り  - 2014.03.14
計画中の「松平の家」で、竹小舞に使う竹づくりをしました。予め山から降ろして必要な長さにカットしておいた竹を「竹割」という道具を使って割っていきます。(写真1〜3枚目)ところてんを「むにゅ〜」っと押し出すようなイメージでしょうか?割った竹は節を取り除き(写真4枚目)防虫の為に軽く火で燻すと(写真5枚目)完成です。家づくりはのんびりと着実に進んでいきます。


ゴンゴンの梁  - 2014.03.08
計画中の「松平の家」で天井を解体していくと姿を現した「ゴンゴンの梁」。これに惚れ込んでこの物件を購入したようなものなのでテンションが上がります。調子にのって家具の解体もしていたら「大黒様」まで出現!捨てにくい存在にやや困惑。。。

燃す  - 2014.02.22
計画中の「松平の家」で使用中の焼却炉。暖を取る為に使い始めたんですが、やかんや鍋を置いて湯を作ったり味噌汁を作ったりと大活躍。燃料には解体時に出た木材(ベニヤ以外)も利用しているので、ゴミも減らせていい事づくめ。

竹やさん  - 2014.02.16
計画中の「松平の家」で竹小舞をつくる為に必要な竹を準備する作業。裏山から竹をおろして必要な長さに切り、自作の竹置き場(不要な障子戸を利用して製作)に並べると、、、竹やさんみたいになって嬉しい。

土づくりイベント 〜その2〜  - 2014.01.30
1/13の雑記で紹介した土づくりイベント。実は、土づくりと平行して元々使われていた荒壁土の再利用にも挑戦していました。不純物などが入っていない壁は、水を加えると泥にもどりそのまま荒壁土として再利用が可能なので、今回改装で撤去する壁を落とし、新たに作る壁の材料へと復活させました。1枚目の写真は壁の表面の聚落壁中塗り壁を落としている様子。2枚目の写真は姿を現した荒壁。3,4,5枚目の写真は荒壁を落として現れた竹子舞。ホレボレしてしまう美しい姿。6,7,8枚目の写真は新しく作った土に古い土を混ぜ、水を加えて復活させている様子。水分を含むと直ぐに泥へと変化していきます。昔の家づくりの知恵に感動!



土づくりイベント 〜その1〜  - 2014.01.13
計画中の「松平の家」で、土壁に使う荒壁土づくりをしました。型枠(写真1枚目)に三河赤土の泥を流し込んで(写真2枚目)稲藁を混ぜながらひたすら練り込む作業(写真3〜5枚目)。クワや足を使って、掘り起こしたり、泥たちを右に寄せたり、左に寄せたり、かき混ぜ、踏みつけを繰り返す重労働の中、真冬にもかかわらず素足で泥に入る人も現れ、終止笑顔の絶えない楽しいひととき。表面をキレイに均し、乾燥しないよう水をかけたらこの日の作業は終了です。(写真7,8枚目) あとは発酵の為に3ヶ月以上寝かせつつ、たまに稲藁を入れてかき混ぜ作業を行えば、立派な荒壁土が完成するはず。。。



三河赤土  - 2013.12.25
一般に戸建住宅を買おうとすると、生命保険で命を担保に30〜35年ものローンを組んで働き続けなければならない昨今。ひと昔前は、その土地から採れるタダ同然の材料を使って、近所の人達の助けを借りて(結<ゆい>)誰でも気軽に家を持つことができ、お金がなくても豊かな暮らしができていたはずです。
そんな当たり前が当たり前でなくなってしまった現代で、少しでも昔のシステムに立ち返ることは出来ないかなと思って計画をしているのが「松平の家」。土、稲藁、竹など、材料集めのメドがついてきたので、来月「土作り」を行う予定です。( 参考1参考2 ) 左の写真は「三河赤土」。これに稲藁と水を混ぜ、3ヶ月以上寝かせて発酵させると右の2枚の写真のような土壁用の荒壁土になるようで。。。楽しみが膨らみます。

稲藁  - 2013.12.06
計画中の「松平の家」で土壁用の土をつくる為に必要な稲藁を手に入れました。実はこの稲藁、友人が色々と探してくれた無農薬のもの。これを使っての土作りが待ち遠しい。。。

竹運び  - 2013.12.02
計画中の「松平の家」で竹小舞をつくる為に必要な竹を山から降ろす作業の様子。ご近所さんが1年ほど前に伐採して、裏山に放置してあった二〜三百本という数の竹を分けてもらえることになり、せっせかせっせか山道を上り下り。

始動  - 2013.09.28
探し続けていた中古住宅がようやく見つかり、ココを大改装してkitokaの新たな場をつくっていこうと思っています。暮らしを豊かにする要素のひとつだけど、現代住宅では疎遠にされがちな木サッシ、土間、薪ストーブ、在来工法の浴室、農のある暮らしなどなど沢山のことを、つくって暮らして体験し、自分なりに答えを見つけることができればと。。。







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